|
|
9月23日河北新報の朝刊に気になる興味深い二つの記事があった。一つが「座標」プロデユーサー・演出家吉川由実氏の記事である。良き観光地作りには「旅人と心通わす工夫が必要だ」と言う。「お客様を幸せにしたいという情熱」に感動した旅人の体験記事が掲載された。二つ目が「平泉の世界遺産登録を目指す」コンセプト見直しの記事である。平泉の文化遺産はユネスコの世界遺産委員会で登録延期が決定し、「わかりやすさを目指して」文化庁と岩手教・委・会は2011年の申請を目指すと言っている。さて、観光地・松島の世界遺産は、今どのように運動しているのだろうか。10月からJR東日本の大型キャンペーンが開始されるが、「松島の世界遺産」のマスコミ情報は皆無といっても過言ではない。宮城県教育委員会は何をしているのだろうか。宮城県知事は松島より平泉を優先しているのだろうか。松島は先の見えないトンネルの中にいるようである。少なくとも、政宗公や芭蕉が観た松島の文化は平泉より永く重積されて、今日まで生き続けている。双方の県教委会は「日本の文化遺産は学術性だけでは理解が出来ないほど神秘的な芸術」である事を忘れていないだろうか。私なら新渡戸稲造や小泉八雲(ラフカディオ・カーン)が、そしてアイン・シュタインが体験した日本的情緒を発信したようにユネスコに伝えたい。日本の詩心は単に風雅だけに留まらず、芸術である事を世界は既に知っている筈である。
http://www.malkyo.com
|
|