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RE:興味深い

 投稿者:大熊宏俊  投稿日:2004年 6月 3日(木)22時49分13秒
返信・引用
  >素人書評で「アフォリズム」なんて言葉使うのはじめて見ましたよ、「警句」くらいならともかく。

おやそうですか、私は使いますよ。私の場合「警句」よりもよく使っていると思います。

googleで検索すると、アフォリズム=5100件、警句=7820件(但し日本語のページを検索。中国語の混入を防ぐため)なので、たしかに「警句」の方が使用例が多いですね。とはいえ、「アフォリズム」もそれなりに使われていますから、「素人書評で」というくくりとしても「はじめて見ましたよ」は、やや「言い過ぎ」かなと(^^;。

>この発言者の日本語経験も、それはそれで興味深いですね

次にこの2単語の、「文学」と「ミステリ」という<ジャンルをあらわす語>との親和性をぐぐってみました。そうしますと面白いことに、
アフォリズム&ミステリ=356件、警句&ミステリ=519件は、上の比率に近いですが、
アフォリズム&文学=1920件、警句&文学=1600件では、比率が逆転しているのです。

この結果から、「アフォリズム」は、「文学」という語を使う人によって、よく使われているといえるでしょう。
それを解釈すれば、「日本語経験」というよりも、使用者の「親しむジャンル」が現れているのではないでしょうか。
その意味で、
>素人書評で「アフォリズム」なんて言葉使うのはじめて見ましたよ、
というご発言は、実に、かずめさんご自身の「親しむジャンル」を(図らずも)明らかにしているといえるかも(^^)。

ちょっと興味深く思ったので、遊んでみました(^^;。しつれいしました〜

――で、帰ってしまうのも愛想ないので、テーマである翻訳したい作品を。
先日ビッスンを読んだのですが、これが野田さんぽかったり、ヨコジュンぽかったりして、ふしぎな感じがしました。おそらくこの3者は、「語り」ということでくくれるように思われるのですが、存外こういう作風は、(イギリスはいざ知らず)アメリカでは受けるのではないでしょうか。
 

興味深い

 投稿者:管理人  投稿日:2004年 5月27日(木)10時51分24秒
返信・引用
  >酩酊堂様
 いらっしゃいませ、はじめまして。(それともゆずみさんがハンドルを変更されたのでしょうか)
 漱石の『一夜』『坑夫』についてのコメントも興味深いのですが、下記の発言はこの二作を翻訳して海外に紹介してほしい、という主旨でよろしいのでしょうか。幸い両方とも青空文庫で読めるようですね。ちょっと腰据えて読んでみましょう。

 ところで『無為の景物』について気になったのでネット検索してみたのですが、確かにあちこちで評判を見かけますね。書評サイトの掲示板や演劇系の掲示板で。
 ただ、この本の内容自体より更に興味深いことには、あちこちで見かけた『無為の景物』についての二十数発言のうち、ハンドルとメールアドレスが重複する物は3件しかなかったのですが、同じリモートホストから発信されているものが14件ほどあるんですね。残りの大半はホストを表示しない掲示板のため不明なんですが、明らかに別のホストから発信されたと分かった発言は1件しかありませんでした。
 まあ大手プロバイダだと、たまたま同じ掲示板や類似の話題を、同じサーバ経由で接続してる別の方が書き込むということもありえますが、ここまで偶然重複することはまずないですよね。それぞれの書き手が別人としても、通信環境を共有するご家族か、それとも同じ地域や団体の方か。
 例えばある掲示板では、『無為の景物』についてのツリーの親とレス合わせて4件がいずれも同じリモートホスト経由だったりしました。(ちなみにハンドルは全部違う)ハンドルとメールアドレスは違うけど、文章は下のゆずみさんの発言ほぼそのまま、なんてのもありましたな。
#素人書評で「アフォリズム」なんて言葉使うのはじめて見ましたよ、「警句」くらいならともかく。この発言者の日本語経験も、それはそれで興味深いですね。

 想像できる可能性としては

・著者/出版担当者による宣伝
・著者/出版担当者の周辺、または、偶々読んで本書を気に入った読者による勝手な宣伝/組織票
・著者/出版担当者を攻撃するためのネガティブキャンペーン

 といったところでしょうか。
 実際の発言の意図は不明ですが、その波及効果としては三番目のに近付きつつあるようで。リモートホストまで見てみなくても、文体とか唐突な登場の仕方とかで読み手にはわかっちゃうんじゃないでしょうか。
 少なくとも私は、この本を探そうとまでは思わなくなりましたね。『無為の景物』はほんとに傑作なのかも知れないし、それは読んでみないと分からないことだけど。
 でも話題の傾向も合わない、実は他の発言に全く興味関心がないとらしい掲示板を、こういうふうに利用されて喜ぶ人はあんまりいないでしょう。
 なにせネットに落ちてる文章/情報の半分以上はゴミです。本当にそれほどの傑作なら、そろそろどこか固定して長く続いてる読書系サイトに、運営者自らの手によるコメントが出てていいはずだと思うんですけどね。

 もし本当にこの本を盛り上げようとするならこんな方法よりも、定評のある書評子何人かに献本でもして、いいコメントを掲載して貰った方が良かったんじゃないでしょうか。またはAmazonにでも書評を書いて、更にその書評を閲覧者に判定して貰うか。(ところでbk1で検索しても該当するページもないですね。何故?)


 ともあれ。
 もしゆずみ/酩酊堂さんが今後もこの掲示板に出入りしたいとお思いなら私はそれでも構いませんが、その場合はまずハンドルを一つに固定して、改めて簡単な自己紹介(性別も年齢も職業も要らないから読書傾向とかその他の趣味とか)をして、『無為の景物』のことから離れたこの板の主旨に沿った話題を提供して下さい。
 それが出来ない場合は、今後の当該の発言は削除させていただきます。
#ちなみにteacupの掲示板では、自分の発言を削除/編集することができます。当該発言を発信したのと同じ通信環境で、下の方にある「管理者メニュー」ボタンをクリック(パスワード欄は空白のままでよい)すると、削除/編集できる発言の一覧が表示されます。
 私としてはこれまでの発言も、面白いからしばらくとっときたいと思ってますけどね。ようやくググルでも引っかかるようになったことだし。

 ところで「コニャニー」ってそんなにきつい下ネタでしょうかねえ。ありものを使う分だけ情熱にかけるような気がするけど。
 片栗粉Xの涙ぐましい努力と比較するのが間違いなのかしら。

 だからここは翻訳の可能性について語る板だってばよ。>自分
 

小説を書いたのではない、人生を書いたのだ

 投稿者:酩酊堂  投稿日:2004年 5月25日(火)23時01分50秒
返信・引用
  漱石の『一夜』は、あきらかにベケットのさきどりで、漱石自身名づけるところの、明晰な朦朧体という文体。『坑夫』がジョイスを先にやっちゃってるのと同じですね。
アンチ・ロマンのアジア版、というふれこみで漱石をより大きな存在にしてみたいですね。
ところで『無為の景物』の評判はあちこちで聞きます。プロが依頼されて書いてるんでしよう。
 

ちょっと枝道

 投稿者:管理人  投稿日:2004年 5月20日(木)15時53分57秒
返信・引用
   板の主旨に関係はするけど、閑話。

 ふみおちゃんはご存知でしょうか。
 余計なことから18世紀欧州に興味を持ったのですが、あの時代の欧州の宮廷では、共通語としてはフランス語を話してたと思ってよろしいのでしょうか。宮廷人のたしなみとして、まず最低限ラテン語とフランス語はやる、という感じで? というのも、あの時代の貴族や芸術家は、結構欧州のそっちこっちへ旅行してますよね。行った先で言葉はどうしてるよ、と思ったのですが、基本的にある程度は分かるという程度の共通語があったのでしょうか。(でもちょっと庶民に近い育ちだったり勉強嫌いだったりすると、ほんとにどこいっても困るような気がするけど)
 それと、各国の宮廷で多少のちがいはあるとしても、各国語そのものやその言語で書かれた文学作品について、「こっちのほうがエレガント」とか「あれは無骨でやだね」とかいう空気もあったんでしょうね。仏語≒?伊語>独語≒英語とか? ロシア語やギリシア語の位置づけとかアラビア語教養の評価とかも気になるところですが。
 各国の国内でものすごい好評を得ながらも、「どーせ○○語で書いてるんじゃないよ」というだけでけなされたりしたんでしょうかね。

 翻訳の壁って奴ぁ、今に始まった事じゃないよなあ、と、つらつらと。
 

はて?>ゆずみさん

 投稿者:管理人  投稿日:2004年 5月20日(木)15時38分58秒
返信・引用
   いらっしゃいませ、はじめまして。

 ええと、本掲示板のテーマから離れた話題で唐突な印象を受けたのですが、どこかとお間違えではないでしょうか。
 まあここに立ち寄られたのも何かのご縁ですし、日本人作家の短編作品を語るという点では掲示板の主旨から外れているとも言えないので、削除対象ではありませんが。
 よろしければ、この作品を翻訳して海外に紹介することについてのご意見をお聞かせ下さい。

 『無為の景物』ですか。時代小説短編集なのでしょうか。
 しかしこの字面はどうも『虚無への供物』を連想してしまっていけません。別にパロディ・パスティーシュではないのでしょうか?

 「シノプシスかと思えるような、省略に省略を経た、ぶつ切りの文」の表現ということですが、こういう形式は確かに瞬間的な迫力を生みますね。しかし一方で大変危険でもあります。体言止めが連続するようなものですから、散漫な印象の方が強くなることも。
 技術の伴わない者が生半可に手を出すと、大火傷をしかねない実験ではないでしょうか。

 ちょっと現物を確認してみたいところではありますが、どこか確実に並んでいる書店か、見本テキストの掲載されているサイト/出版物をご存知でしょうか。
 あるいは、何か出版物にプロによるブックレビューがでていますか?
 とはいえ、偏見かもしれませんが、そんな評判になるような作品がどうして文芸社刊なのでしょう。文芸社から出て一般にヒットした本というと、賛否両論の「リアル鬼ごっこ」くらいしか知らないのですが。
(もっとも文芸社でもごく少数、編集側からの依頼出版というケースもあるとは聞いたことがありますけれども、やはりこれは自費出版/協力出版なのですか?)
 

佐八と礼覚

 投稿者:ゆずみ  投稿日:2004年 5月19日(水)23時35分42秒
返信・引用
  時代小説のナンバーワン現在評判の『無為の景物』(高井一彰・文芸社)に入っている
「負けるが勝ち」という短編です。シノプシスかと思えるような、省略に省略を経た、
ぶつ切りの文が淡々と重ねられ、この上もなく不穏なムードを醸し出しています。
ストーリー自体は、日本的な仇討ちですが、文体のおかげで情緒に流れることは、ありません。
そして、ソドムとゴモラのエピソードを彷彿とさせるスペクタルが波打った頂点、
塔が炎上していくクライマックス、圧巻!
 

実を言うと

 投稿者:管理人  投稿日:2004年 5月14日(金)13時40分14秒
返信・引用
  日本語小説の翻訳については、ちょうど今、某所で有意義な議論が展開されているのだけど、興味深く拝読しながらも、正直あまり関わり合いたくないのだった。
いや本筋の議論や情報提供はごく真面目に誠実に行われてるんですよ。ほんとに。
 

わあ、失礼しました

 投稿者:管理人  投稿日:2004年 5月13日(木)18時11分24秒
返信・引用
   いかんいかん、自分のとこの掲示板に書き込みがあるのに気付きませんで。
 レス遅れまして失礼しました。

>河本さん
 JAPONLINEというところ、確かに渋いラインナップですね。コミックに関しては渋めの売れ筋を押さえてるかな。小説は乱歩に井上靖、村上龍と山田詠美、山村美沙と西村京太郎とバラバラですが。各方面で評価の高い物をそれぞれ試してみたという感じですね。市場のニーズをちょっとずつ試しているというところかな?
 乱歩なんか喜ばれそうですけどねえ。「赤い部屋」と、もう一作が何か気になる。多分どちらも短編集じゃないかと思うのですが。

 黒田藩。これは今「秘神界」の翻訳をやってるとこですね。
 商品一覧を見ると、邦人作家の英語版を出してるのがは眉村卓"Administrator"(「司政官」ですな)と山田正紀"Aphrodite"(同題)とは渋い。SF読みな編集陣なんでしょうかね。なんとか事業として成功して欲しいものですが。
 BBSも気になるのでぼちぼち覗いて行きます。登録しなくても閲覧は大丈夫みたいですね。
 むーしかしやはり翻訳ソフトのお世話になりながらだ; ちょっともどかしい。
 

翻訳

 投稿者:河本  投稿日:2004年 5月 7日(金)16時08分20秒
返信・引用
   かずめさん
 >「トラベルセデュトン」の訳者

 JAPONLINEというサイトで検索すると、こんな結果でした。
 なかなか良い作家を選んでますね。
 乱歩は確かに異国の人に読ませたいぞ。
 そだ、足穂もいいんじゃないだろうか。
 このサイトのポリシーがここに書いてあります。
 面白そうだけど情報の少ない日本と言う国についてあれこれ知らせるよ〜んと書いてあるらしい。 (^^;)

 >Jean-Christian Bouvier さんという人
 こんなひと。
 
 >大熊さんちの掲示板にあった
 黒田藩。
 眉村作品。

 >読ませたい小説
 Bouvierさんや黒田藩に推薦メールを書こう。
 作品の良さを理解して貰えれば翻訳してくれるのではないだろうか。
    
 

わしの場合

 投稿者:ふみお  投稿日:2004年 4月12日(月)01時22分32秒
返信・引用
  >もっとも、河本さんも懸念されてるように、外国語訳だとまた別のものになる可能性は多かれ少なかれあるでしょうしね。

うーん。ワタクシの作品の場合、あまり「日本語独特のナントカ」はないと思うので、案外簡単かも、と思ったりすることでございます。祇園もとい擬音の類はあまり好きでないので極力使わないし、わざと主語をぼかしたり、主語・述語・係り結びをねじれさせることで日本語独特の曖昧の美を演出したり、ということもしていないですし。日本語としての前衛性を追求なんてこともしてないし。というわけで、わりと簡単かも、と思っております。

そういう意味では、皆川博子さんとか牧野修さんとかの小説は、日本語以外の言語に移したら「蹂躙」という感じになってしまうのでは、と思っています。田中啓文さんのダジャレ小説ももちろんオシャカになっちまうわけですが……

>そうなると次のポイントは、良い訳者を見つける事、でしょうか。

自分でやれば、と言われたことが……。いやそんな語学力があれば、もーちょっと大学に残ってましたがな(爆涙)。あうう。
 

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