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実は

 投稿者:管理人  投稿日:2004年 4月 9日(金)00時39分1秒
返信・引用
   レス遅れまして。
 実はすぐ注文してしまいました、「夜のコント・冬のコント」。週末に届きまして、これからぽつぽつ読みます。
 新刊ではもうほとんど入手できないのかなあ。でもAmazonのusedショップだと送料が340円かかるので安上がりではないです。
 元テキストでは、AA劇場では省かれてる部分の乾いた笑いの具合がよろしいです。でもこれは珍しく、ラストが「ほろり」ですからね。筒井作品には少ないタイプですが、叙情に訴える物も盛り込んだ方が喜ばれるか。ちょっと他の作品も読み進めてみます。

 ふみおちゃんの短篇というと、私は異形掲載作しか読んだことがないと思うのですが、どれか訳して外国の出版社にアピールしてみたらいけるんじゃないかという気がしますな。取り上げてるのも、国籍や地域に囚われないテーマだと思うし。
 もっとも、河本さんも懸念されてるように、外国語訳だとまた別のものになる可能性は多かれ少なかれあるでしょうしね。翻訳作品は、原作者と訳者の両方の力量によるものでしょう。ある意味翻案と言ってもいいか。
 そうなると次のポイントは、良い訳者を見つける事、でしょうか。
 

あ、さすが

 投稿者:ねこち  投稿日:2004年 4月 5日(月)17時50分9秒
返信・引用
  両方とも原作わかって私もすっきりしました。
ふみおさんを引っ張り出した甲斐があった(笑)
「夢の検察官」という題名から初期作だと思っていたのですが
(筒井氏は若い頃フロイトかぶれだったそうなので)、結構新し目なのですね。
和書でこれがタイトルになっているのはないようなので、オリジナル編集の
短編集なのでしょうかね。他の所収作品もわかると編者の方針とかわかって
おもしろいのですが。

さてこの掲示板の本題についてなのですが、これが中々思いつかないのです。
やっぱり読書量&記憶力が足りないなあ。私は日本語の表現そのものが先鋭的
だったりするもの好きなのですが、翻訳となるとね…
今パッと思いつく作家名は皆川博子氏なんですが。短編には殆どハズレがない
し、適度に和風だし。しかし具体的な作品となると、さてどれが良いですかね。
題名と内容をしっかり結びつけておぼえてないからなあ。
 

言語

 投稿者:河本  投稿日:2004年 4月 4日(日)12時51分33秒
返信・引用
   かずめさん
 >でもこの方の作品を読むことに関しては、私は日本語圏に生まれてほんとに良かったと思っているのですよ、実は。
 >しかし「日本列島七曲がり」とか「最高級有機質肥料」(「ベトナム観光公社」収録)とか海外に出していいのか、いやそれは全然構わないとしてもあの馬鹿馬鹿しさを訳しきれるのか、という不安も。
 
 日本人の側から見てこう思うと言うことは、ある異国の人の側から見ても同じなのでしょうね。
 ぼくたちが外国作品を読んで良かった面白かったと感じていても、原語で読むのに比べればぜんぜん理解できていないのかも。
 ラファティが好きなのだけど、稀になんの話し?と全然見えない場合があります。
 
 けど読まないと0だし。
 言語の壁……というより岩山に感じる……に穴を穿ちつつ伝え続けないと物事始まらない。
    
 こちらからだけでなく向こう側からトンネル掘っているひといないのかしら。
 異国の「日本文学愛好ML」なんか探せないでしょうか?
    

 
 

直!

 投稿者:ふみお  投稿日:2004年 4月 2日(金)22時37分34秒
返信・引用
  というCMがありましたっけねえ。ブロードバンドだったか何だか忘れたけどネット関係。どこのCMかも忘れたし(笑)。

>直訳すると「時を渡る女」くらいにはなるんでしょうか。

確かに、微妙にニュアンスを汲んで訳するならそうかも。でも、直!に訳すると「時間渡航」という感じかな。なんか中国語っぽいなあ(笑)。「トラヴェルセ」は「航海、(山や川、海などを)渡ること」の意で、それをやっている「人」の意味は本当はないんです(前回の書き込み、ちょっと混乱させるような書きかたになっちゃったですね。ごめんなさい)。

ところでウエルズの「タイムマシン」はフランス語で何になるのか、ちよっと気になって調べてみたら……

La machine a explorer le temps (時間を探査するための機械)

だった。
ああうっとーしい! >いちいち前置詞を使わなきゃならないおフランス語!


フランスの笑いってさー、何というか、「他人を嘲う」傾向があるんだよねー。ごくごく軽いものだったら、むしろ親密な感じにはなるけど、追求して行き着くところはパトリス・ルコントの「リディキュール」の世界。頭の回転が速くて「空気を読む」のが得意で、「エスプリがある」者の勝ち。私がおフランスかぶれじゃなくて「フランス叩き」になりがちなのも、こういうのがひっかかるからというのもあります。フランス革命の時の政治パンフレットなんかも、何かっちゅーと「敵を嘲う」の方向に行っちゃうのであった。やれやれ。

まあ、こういう土壌があるからこそ、ルコント流の、それを逆手に取ったような「かっこ悪い男の魅力」なんていうものが生きたりするわけですが(ルコント好き)。

>スプラッタやホラー風味のサスペンスは需要があるお土地柄だと聞いたことがあります。

ロマン・ノワールなんちゅうジャンルもあるくらいですからねえ。ヨーロッパ一血みどろの革命をやって、未だにそのおどろおどろしい国歌をそのまんま歌ってるし(笑)。
 

「夢の検閲官」はショートショート

 投稿者:管理人  投稿日:2004年 4月 2日(金)13時38分43秒
返信・引用
  >ふみおちゃん
 ようこそいらっしゃいまし。
 なるほど女性名詞ですか。直訳すると「時を渡る女」くらいにはなるんでしょうか。
 ところで「夢の検閲官」、ちょっと調べてみましたら、そのまんまのタイトルで筒井康隆作のショートショートがありますな。「夜のコント・冬のコント」収録だそうです。(検索してたらこんなものも。)
 で、この仏語版の本は、このほかに11篇を収めた短編集とのことです。98年12月だから、まだ価格が仏フランなんですが、ペーパーバック260頁で定価130フランって高いのか安いのか。
 筒井作ショートショートのようなのは、仏蘭西でいうところの"conte"に相当するんでしょうかね。どこからこういう出版の話が出てきたのか、ちょっと気になるところです。もっと続いてくれないものかと。
 私の知る他に仏語訳されてる日本のエンタテイメント小説というと、横溝正史くらいなのですが、スプラッタやホラー風味のサスペンスは需要があるお土地柄だと聞いたことがあります。(ただ訳されてる「犬神家の一族」や「八墓村」の表紙など見ると、ジャポニズムで売るというのが強すぎて;)アイロニー風味のショートショートも受け入れられますかね。ジョークの感覚は土地毎に微妙に違うらしいというのが心配でもあるのですが。
 

あそーだ

 投稿者:ふみお  投稿日:2004年 4月 1日(木)23時17分7秒
返信・引用
  "Le Censeur Des Reves"

は「夢の検閲官」という意味ですね。でも元の作品が分からない悲しいわし。
 

超出遅れましたすんませんすんません

 投稿者:ふみお  投稿日:2004年 4月 1日(木)23時14分1秒
返信・引用
  いや〜、「書く側」が口をはさむのもどうかな〜とか、ぐるぐるしてましたので……
そら〜書く人間からしたら、「海外に紹介して欲しい作品」つったら、決まってますがな(爆)。

ねこちさん、参加のきっかけを与えてくださってありがとうございます。

それはやっぱり「時をかける少女」でございましょう。sとeの文字化けしてるやつはeのアクサン・グラーヴですよね。「トラヴェルセ」は「トラベラー」ではなくて、「(海とか山とかを)渡ってゆくこと(女性名詞)」です。ちょうど女性名詞ということもあって、「(時を)越えてゆく少女」の含みもあることでしょう。なんかええ感の訳タイトルでは。
 

宮部みゆきなどはぽつぽつ訳されてるなあ

 投稿者:管理人  投稿日:2004年 3月30日(火)17時50分9秒
返信・引用
  アルクの月刊誌に短編「サボテンの花」の英訳が掲載されてるそうです。
冒頭部だけウェブで読めます。

 宮部氏の文は、日本語としても平易でリーダビリティが高いので、翻訳もしやすいのではないでしょうかね。構造が単純な文で、厄介な係り結びがほとんどなかったような。
 ただ、日本語独特の形容表現など、対応する外国語があるかな、という部分もあるのが気になりますが。
 でもこの方の作品を読むことに関しては、私は日本語圏に生まれてほんとに良かったと思っているのですよ、実は。

 話は逸れますが、この短編「サボテンの花」は舞台にもなっています。(劇のタイトルは「ありがとうサボテン先生」)主役の権藤教頭は、先日亡くなられたいかりや長介さんでした。

http://www.alc.co.jp/ae/index.html

 

ああなるほど

 投稿者:管理人  投稿日:2004年 3月28日(日)15時39分15秒
返信・引用
  >ねこちさん
 いらっしゃいまし。
 なるほど Travers=旅行者、temps=時 ですか。
 って、それじゃ「タイムトラベラー」→眉村卓じゃん!

 仏語といやあふみおちゃんとは私も思いましたが、河本さんもちょっと仏語を学ばれてませんでしたかな。
 もしお分かりでしたらお知らせくださいまし。
 

Re:筒井作品、翻訳について

 投稿者:ねこち  投稿日:2004年 3月25日(木)14時56分40秒
返信・引用
  下の"La Travers辿e du temps"は『時をかける少女』でしょうか?
というか、ふみお様にきけば一発でわかりそうな感じがしますが
 

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