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ジュク 私の新宿歌舞伎町、は、漫画家清水おさむ、の半生の実録であると同時に、周囲に生きた人たちとの臨場感ある、記録である。その中でも戦争のもたらした、影が繰り返し書かれている。新宿を縄張りとするヤクザのボスは、中国との戦場で部隊が全滅し、一人だけ生還したことを責められた。新宿に戦後戻ったが、家族は死んでいた、暴力抗争にも生き残り、ゲイのパブレストランで成功した。作者は、白土三平のような漫画を描きたかったが、マンガの世界では失敗と失望ばかりで、一時、ゲイの疑似家族の一員としてボスと愛人の一家に同居する。作者に好意を持つ漫画家少女との再会で、離れていたマンガをもう一度書こうとした。・・そんなドラマの中でも、杉本五郎、佐藤まさあき、親類の元特務機関員、三島事件、金日成、アニメの制作現場などが、紹介されている。これまで、マンガでは読んだことのないものが多く、資料価値も大きい作品と思われました。
図書館にもなく、なかなか、立ち読みの機会もなく、読むのが遅れてしまった。
2006年青林工芸社発行
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